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カンボジアの基礎知識

人口

国全体で1,486万人(2011年)。そのなかで首都であるプノンペンには約150万人が住んでいるといわれています(2012年)。
日本人在住者数1,201人(2011年)。チャイナプラスワンとも言われるなか、投資進出ブームにより一説には2,000人とも言われています。

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時差

カンボジアと日本の時差はマイナス2時間。
日本が午前9時ならカンボジアは午前7時です。
なおサマータイム制は採用されていません。

気候

熱帯モンスーン気候に属し、年間平均気温は22.7度。
大きく分けて5~10月が雨季で11~4月が乾季となり、特に4、5月は平均気温が30度以上になることも多く暑い季節になります。

言葉

公用語はクメール語(カンボジア語)。ただしフランス占領下時代の影響もあり、外国人の多い都市ではフランス語のほかにも比較的英語もよく通じます。


通貨

通貨はリエル(Riel)。1円=約39リエル(2014年1月)
種類は100, 200, 500, 1000, 2000, 5000, 10,000 リエル紙幣が流通している。
カンボジア経済の実態と比較してリエルの為替レートが高めに設定されており、特に輸出においては不利な状況におかれるため、カンボジア国内であっても中産階級や富裕層の間では一般に、もっぱら米ドルが使用されています。


カンボジア ライフ

治安

アンコール遺跡群やシェムリアップなどの観光地は比較的安定しています。しかしプノンペンなどの都市部では銃器を用いた強盗などの犯罪も多いのも事実です

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市街での夜間ひとり歩きは避けたほうが良いでしょう、日中でも移動の際はタクシーやトゥクトゥクなどを利用するほうが良いでしょう。

電圧・電源

220V、50Hz。日本国内仕様の電気製品はそのままでは使用できません。プラグは平形と丸形の兼用タイプが一般的。 日本の100ボルト仕様の電化製品を使用する際には変圧器と交換アダプターが必要です。

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交通

市民の足は乗用車タクシーのほかに、バイクタクシー、トゥクトゥク、さらにはシクロと呼ばれる自転車の前に2人がぎりぎり乗れる座席をつけた乗り物もあります。
料金メーターも付いていても使わないので、現状すべて交渉となります。
窓を開けたまま走りますので、ほこりと雨には備えが必要です。

医療

特定のプライベートクリニック(外来)で,日本のクリニックと同等の診療が可能です。病院(入院)の場合は,一部私立病院を除き劣悪な環境なので,バンコク又は,シンガポールに搬送されることになります。また,当地のクリニックを通してバンコク等へ緊急移送される場合は必ず支払保証の確認(専用飛行機での輸送費,約3-4万ドル)が行われますので,十分な額の海外旅行傷害保険に加入する必要があります。
プノンペン市内には日本人在籍のインターナショナルクリニックや日本人医師が開業した診療所、歯科クリニックもあります。

通信

カンボジアにおいて郵便機能は他アジア諸国と比べても機能しているのは言い難く、海外からカンボジアの住所へ送る場合は注意が必要(届かない可能性を考慮する)となります。 よほど大きなビル、ホテルなどランドマークがはっきりとしている場合以外は郵便局私書箱留めにする方法があり、届いたという連絡が郵便局が来たら取りに行くシステムになっています。
カンボジアから投函する場合はポストではなく直接郵便局へ行って投函するのがよいでしょう。
その他EMSやDHL,Fedex,OCSなどのクーリエ(小包)もありプノンペンであれば日本からおおよそ3日程度で受け取ることができます
【固定電話】
テレフォンカード式の公衆電話もありますが、市街では携帯電話をそのまま使わせてくれる電話店を利用するのが一般的です。市内通話は1分300~400リアル程度。
固定電話は通信事業会社が3社ありますが頻発する停電と通信網整備の遅れから携帯電話が広く普及した国事情があります。
【携帯電話】
カンボジアの携帯はプリペイド式が主流です。
なかの金額を使い切ると使えなくなるとともに、一定期間チャージしないと電話番号自体が無効となってしまうので注意が必要です。
10社近い通信業者があり、CellcardやMetphoneなどがそれぞれ各社により特色、長点など見極めながら選択するのがよいでしょう。

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【インターネット】
カンボジアでは複数のプロバイダ(インターネット接続業者)が競合しており、プロバイダと契約することでADSLや無線LANをメインに様々なサービスが利用できる。とはいえ、インフラや技術面で大幅な遅れをとっているため、速度は日本と比べ遅い上に、料金は高額で原則として法人向けです。
Wifi はプノンペンやシェムリアップなどの主要都市では、接続が可能なスポットが数多く存在し、市街地にいる範囲ではさほど不自由を感じることもないでしょう。空港、ホテル、ロゴマークのついた飲食店などのほか、一部のコンビニでは窓際に椅子が配置され、店内のWi-Fiを使ってインターネットを楽しむ若者の姿もよく見られます...。
ただ速度は平均して150kbps以下と遅め。とはいえ、一般的なインターネット閲覧であれば問題はないでしょう。

日本製品

野菜類や魚など一般的な食材であればで市場で購入するのが市民の生活。ただし市場では冷蔵設備はないため、熱帯地帯であることも考慮し衛生状態などに注意して購入しましょう。加熱 調理してから食べることは必須とも言えます。
このことからも、外国人が 利用するのは「スーパーマーケット」が一般的になります。各店夜9時ごろまで営業しており、パック入りで冷蔵保存された食品が手に入りますし、都市部では日本製品や外国製品を揃えた店舗もいくつかあります。ただそれぞれ賞味期限には十分注意しましょう。

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