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ヤンゴンの基礎知識

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ミャンマーの国全体で6,200万を越える人口、そのなかでヤンゴンはその1割にあたる約600万人が住んでいるといわれています(2011年11月)。
日本人在住者数543人(2011年)。ただ昨今の経済制裁解除に伴う投資進出ブームにより、多くの日本の方を街で見かけるようになりました。
一説には1000人はすでに越えているとも言われています。

時差

ミャンマーと日本の時差はマイナス2時間半。
日本が午前9時ならミャンマーは午前6時30分です。
なおサマータイム制は採用されていません。

気候

熱帯気候に属し、年間平均気温は最高気温32℃最低気温19℃。
大きく分けて夏期と雨季と乾季の3つに分けらます。
夏は一般的に2月中旬ごろから5月にかけてとなり4月の平均最高気温は37℃になります。
雨季は5月中旬ごろから10月にかけてとなり、一番多い6月は日本の6月(梅雨)の3倍近くの降水量となります。

言葉

公用語はビルマ語。ただしイギリス占領下時代の影響もあり、外国人の多い都市では比較的英語もよく通じます。


通貨

通貨はチャット(Kyat)。1チャット=約0.11円(2013年3月)
種類は1チャットから1万チャットまで11種類(1、5、10、20、50、100、200、500、1000、5000、1万)。


ヤンゴン ライフ

治安

ヤンゴン地域における重要犯罪認知件数(発生件数)は・殺人:155件・強姦:145件・強盗:47件・誘拐:2件と、対人口比で日本(2010年統計分)と比較すると、殺人事件と強姦事件の認知率(発生率)は日本より高くなっています。
また外国人(特に日本人)は金持ちという考えが地元の人々のあいだでは定着していますので、犯罪に巻き込まれないためには、常に警戒心を忘れないことが重要です。


電圧・電源

220~240V、50Hz。日本国内仕様の電気製品はそのままでは使用できません。電力事情は劣悪で、電圧は安定せず、停電もよく起こります。プラグはB、B3型など。
お家芸とも言われる停電、国全体の7割を水力発電に頼っているため、特に乾季は水が不足し頻繁に停電が起こります。

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交通

ヤンゴン市民の足は乗り合いバスとタクシーが一般的です。
ただしヤンゴン市内では日中に路線バス内にて現金等を盗み取られる被害も発生しています。外国人(特に日本人)は金持ちという考えが当地では定着していますので、犯罪に巻き込まれないためには、使用の際には注意が必要です。
多くは移動にタクシーを使うことになりますが、中古車も多くエアコンがない車が多いです。また料金メーターも付いていても使わないので、現状すべて交渉となります。
窓を開けたまま走りますので、ほこりと雨には備えが必要です。


医療

一般病院はに環境は良いとは言えず、医療設備も日本の30年前といった状況です。また最新設備をととのえた外国資本の病院もありますが、外国人医師は常駐ではありません。
そして専門医が当該病院に常にいるとは限らず、緊急搬送にも関わらず病院をたらい回しされることもあります。また、傷病の程度によっては、速やかに国外への緊急移送が必要となる場合もあります。
ただ市内には英語の通じる病院もあり、規模は小さいながらも日本からの医療機械を使ったり、きめの細かい診療を受けることもできるようになっています。
また日本大使館には医務官がいらっしゃいますので、投薬診療の医療行為は禁じられておりますが電話相談を受けることができます。

通信

郵便事情は決して良いとはいえず、ポストに投函するのではなく、郵便局へ持ち込んだほうが良いとされています。
【郵便局の営業時間】月~金曜8:30~16:00、土曜9:00~12:00、日曜・祝日は休み

固定電話はMPT(ミャンマー郵便通信公社)に契約を申し込みます。
携帯電話は同じくMPTがGSM,CDMA,TDMA各方式によるサービスを提供しています。
ミャンマーの携帯は電話機とSIMカード<を組み合わせて使います。
SIMカードには使い切りタイプと持続タイプがあります。使い切りタイプの場合はチャージもできず使い切ると毎回番号が変わってしまいます。
総じてインフラの問題上、使える場所とそうでない場所があり、諸外国のようにどこでも快適に使える、とはいかないのが現状です。
海外ローミングも特定の業者に指定し可能にはなっていますが、時間帯によって途切れたり、電波がつながらなくなることもあります。

インターネットはネットカフェの普及によりインターネットの利用が増えてきています。また閲覧できないページなどの制限がかけられた時期もありましたが、最近は多くが開放されほとんどを見ることができるようになりました。
使用上の注意として停電が頻繁に起こるため、突然の停電により作成中はもちろん保存データもなくなってしまう可能性もあります。電源装置を購入して突然の停電でも使用し続けられる環境をつくっておいたほうがよいでしょう。

日本製品

市内に数か所あるCity Martでは、徐々に日本食材の陳列も増えてきており、加工品であればだいたいのものが手に入るようになってきました。
ただしあくまでも加工品となりますので、隣のバンコクやシンガポールへ買い出しに行かれる方々もいらっしゃいます。
まだ日本企業によるコンビニはありませんが、100円ショップのダイソーも市内にあり、こちらでも食材やちょっとした日本の生活用品を入手することができます。
また市内には日本食レストランが17店あり、それぞれの店が特色を出しながらしのぎを削っています。そういった点では、日本食に困るといったことはないといえるでしょう。

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