インドシナ > 生活情報

生活情報

 

ネパールの基礎知識

人口

国全体で2,649万人(2011年)。そのなかで首都であるカトマンズには都市域人口約54万人が住んでいるといわれています。
日本人在住者数 909人(2011年)。
u=1190715947,2797364630&fm=23&gp=0.jpg











時差

ネパールと日本の時差はマイナス3時間15分。
日本が午前9時ならネパールは午前5時45分です。

気候

区分としては10~5月までの乾季(うち12~2月までは冬期)と、6~9月までの雨期に大別できる。カトマンズでは4~6月には最高気温が30℃を超える日があり、春と秋の季節の変わり目では、一日のうちの寒暖差が20℃を超えます。

言葉

公用語はネパール語であるが、各民族内ではその民族固有の言語が使われている。
ビジネス上では一般的に英語が通用するが、農村部ではほとんど通じない。


通貨

ネパール・ルピー。 1ルピー=約0.96円

種類は1、2、5、10、20、25、50、100、250、500、1,000の11種類が発行されている。


ネパール ライフ

治安

夜間の住居侵入による強盗・窃盗事件や外国人旅行者を狙ったスリ・置き引き等が発生している。
強盗殺人、殺人、殺人未遂は毎年900件以上発生しており、犯罪統計の中で最も多い凶悪犯罪である。その他、集団強盗、放火、銃器使用、窃盗が上位を占めています。
また2009年まで軍事力を用いた政権内乱が続いていたこともあり、今後もデモ、ゼネストなどの抗議活動にも留意したほうがよいでしょう。

電圧・電源

220V、50Hz。220ボルト プラグ Bタイプ及びCタイプが一般的です。ただし家電は輸入品が多いため変換プラグやマルチタップが使われる事が多く、日本のプラグをそのまま使用できる場所も多いです。家電を購入する場合はプラグの形状が異なる場合も多いので必要に応じて変換プラグ等はいくつか準備しておいた方が良いでしょう。トラベル用の小型変圧器は日本から持って行ったほうがよいです。
電力事情としてネパールではほとんどの電力を水力発電でまかなっている為、雨の少ない時期には電力が不足します。ネパールで一番電力が不足するのは3月から4月の間で1日の停電時間は最高で19時間にもなります。そのためトラック等に使う大型のバッテリーに充電し停電中はインバーターというものを使って家の中の電力を賄っています。
インバーターは供給電力に制限がある為、電子レンジや冷蔵庫等消費電力の大きな電気製品は使えず停電中に使用できるものは蛍光灯やLEDランプ、PC等に限られます。 また恒常的に電圧が不安定なので電圧が低い時は蛍光灯がつかなかったり電子レンジで暖められなかったりします。
電気製品の動作がおかしい時はボルトガードなどについている電圧計をチェックしましょう。

※計画停電表が行われています。詳細はネパールの日本大使館ホームページからダウンロードできますので、印刷して部屋に貼っておきましょう。 計画停電表は頻繁に変更されますが、ネパール日本大使館に在住届けを出しておけば変更のたびにEメールで連絡が来ます。

images.jpg






交通

地元の人達はバスやマイクロバス・テンプー(三輪の電気自動車)を利用しています。料金は距離に応じて変わり15~20ルピー位です。バスに書いてある番号によってルートが決まっていますが、外国人の利用は困難といえます。長期で滞在する人は免許をとりバイクか車に乗る事が多く、また外国人にはタクシーが利用しやすいと思います。タクシーにはメーターが付いていますが使われることはすくなく料金は交渉で決まる事が多くなります。日本の1/3位の料金ですが、外国人には吹っかけてくる人も多いので高いと思えば別のタクシーを探しましょう。

医療

ネパールの衛生上は決して良いとはいえず、日本と同じ生活をしていれば必ず病気に罹るとさえいわれています。ネパール人口の80%にはトイレがなく、30%は上水道にアクセスできないという統計もあります。またカトマンズでも時間給水であり、その水自体が大腸菌等の殺菌が十分でなく、安全とは言えません。
またカトマンズ市内の大きな病院は救急車を所有していますが有料であり状況によっては自家用車やタクシーでの通院のほうがいい場合もあります。
マラリアや狂犬病、日本脳炎なども流行しています。

病院(入院)の場合は,一部私立病院を除き劣悪な環境なので,バンコク又は,シンガポールに搬送されることになります。また,当地のクリニックを通してバンコク等へ緊急移送される場合は必ず支払保証の確認(専用飛行機での輸送費,約3-4万ドル)が行われますので,十分な額の海外旅行傷害保険に加入する必要があります。
カトマンズ市内には日本の病院設立の医療機関はありませんが、市内数か所の病院で日本での就学経験のある医師が在籍しており、日本語が通じることもあります。

通信

ネパールは郵便制度が未発達なため自宅まで郵便物を届けてくれるサービスがありません。郵便物が届いた時は、カトマンズにある中央郵便局(GPO)から電話がかかってくるので郵便局に手紙(荷物)を取りに行きます。ネパールでは郵便物が盗難に遭う事がよくありますので、高価なものを送らないように気をつけてください。
通常1 週間から10 日で届きますが、時期によってはそれ以上かかることもある。小包に関しては、1 ヶ月以上かかることもあります。
またDHL、OCS 等の代理店があります。日本⇔ネパール間は4~5 日で到着します。
【固定電話】
携帯電話の普及のため近年では固定電話を引く人は少なくなっていますが、音質が良い事や繋がらない事が少ないことからビジネス等では今もよく使われています。固定電話を引くためにはNTC(Nepal Tele Communication)と契約をし保証金を800ルピー支払う必要があります。
【携帯電話】
NcellやNTCと契約することでGSM携帯が使えます。スマートフォンはEDGEやWCDMAがカトマンズやポカラでのみ使用可能です。外国人が使用する場合はNcellのSIMカードを購入することになります。通話料は1分2ルピー程度と安価ですが、通話音質は良くありませんし繋がりにくいことも多いです。

500_22062642.jpg










【インターネット】
ネパールではADSLと無線のインターネットが普及しています。ADSLの通信速度は128kbps~512kbpsが主流です。
無線のインターネットではNcellのUSB通信カードをつかったタイプが最大で1.5MとADSLより高速ですが、同じ地域で使う人が多くなるほど通信速度が遅くなるので地域や時間によって使い勝手が違います。
インターネットが遅かったり繋がらなかったりということは普通にあります。ある程度の忍耐が必要です。
企業用にNTCから光ファイバーも提供されていますが、一般には普及していません。

日本製品

市内のバザールなどで野菜や果物等安価で購入できるほか、市内の大規模スーパーマーケットでは日本食をはじめとした輸入品が手に入ります。日本食レストランも約10軒市内にあります。

メインコンテンツここまで